2008年6月24日火曜日

八戸図書館と八戸市図書情報センターとの関連



八戸図書館と八戸市図書情報センターとの関連
図書館の構成は職員9名、バイト6名
情報センターは職員1名、バイト3名
南郷図書館は職員2名、バイト3名
入館者数比較
図書館41万人
情報センター8万人
南郷図書館6万千人
南郷は住民6359人だから一人当たり9・6回来ている。八戸は24万市民で一人当たり1・7回と南郷は文化レベル高い。南郷は外に楽しみがないのか、素晴らしい数字だ。この原因は何かと南郷区の所長に問うたが不明。教育委員会に訊けとのことで調べてもらった。
すると、こども連れが日・祭日に来館、そこで児童書を借りる。南郷図書館は新しいので蔵書も手垢によごれていない。それが主婦層に人気の模様。その図書貸し出しは一般書14に対して17の貸し出し比率。その借りた本を八戸図書館で返却できる。八戸図書館で借りた本も南郷図書館に返すことができる。ところが、八戸図書館と情報センターでは、それができない。これまた、どういうわけだ。情報センターは離れ小島か? 
片方が出来てもう一方とは手を結ばない。それが八戸図書館のする事か? 住民の期待に応えてこその図書館、だから、利用が伸びない。伸びないのは職員の態度、改革する自意識の低下による。病巣は自己の中にあることを認識せよ。
さて、八戸駅、ホテルメッツの建物をうみねこプラザと呼ぶそうだ。そこに八戸市情報センターがある。一階部分で坪数は95坪。ここに年間八万人が来るというが、一日あたりだと220人ほど。西高校の生徒が勉強している。その利便を図るために机も増設したそうだが、利用人数的には寂しい。職員の話では行楽客の利用もシーズンにはあるそうだが、特色は映像資料の数四千本、なかには岩手銀行が寄贈したNHKの「私の秘密」高橋圭三が最初に担当し、番組の冒頭の挨拶では「事実は小説より奇なりと申しまして世の中には変わっためずらしい経験をお持ちのかたがたくさんいらっしゃいます」がきまり文句。高橋は知名度で参議院議員となった。岩手県花巻の出身、訛りをなおすためNHKの便所で必死に発声練習、どうも、どうも、高橋圭三です、で茶の間の人気者となった。中国人、それも広東などの人々が、日本人観光客がどうも、どうもと言うのを聞くとニヤリ、はい、どうもと言うと大笑い。それはどうもは毛が多い、はいは女性のあそこを指すから、はいどうもと言うと大笑いするわけ。
ここにはその他、「事件記者」などの貴重な映像がある。当時はビデオは一台三百万円もした。家庭にビデオが普及するのは昭和五十年代に入ってから。私の秘密は昭和三十年の開始。だから貴重映像はビデオに残らなかった。それがたまたまあったのだから凄いわけだ。当時を解説しなければならないのも、筆者も爺様になったと思わせるに充分。
さて、この情報センターを八戸市はJRから借 りている。二階部分の観光プラザ、市役所出張所の市民サービスセンターとを合わせて年間四千三百万円だ。管理費がどうなっているかを調べた。
情報センターは水道光熱費で八十三万、観光プラザは117万、市民サービスが十万で都合210万、更に清掃で280万円。これら合計で年間およそ五千万円が出ている。さて、この契約は当然、中里市制時代の遺物。いつまでこうした契約を実行しなければならないのか、調査の必要あり。
新幹線が青森に通ずれば、八戸は終着駅の名を外される。イカの町八戸を全国版にするにはイカなる手段方法がある? 考えさせられる残り二年余、奇策、秘策を捻り出せなければ八戸は記憶の底に埋没。更に、情報センターも存続の必要性も考え再考すべき、また新たに、いつまで借りる必要があるのかも論議すべき。それにつけても、八戸図書館と情報センターは離れ小島でなく、連携を考えるべき。