2008年8月8日金曜日

困民救済 八戸で医療費全額自己負担者の解消 2


8月7日、生活福祉課長、川村謙一氏から現状を訊いた。
「数字では八戸は弘前、青森より生活保護世帯は低い、しかし、青森は2級都市(東京・大阪は1級)、八戸、弘前は県庁がないので、3級に属します。八戸で支給額が9万だと、青森は10万円と都市によって、等級の差で支給額も異なります。そのため青森市の保護世帯が増えることになっています。弘前が多いのは八戸より仕事場が少ない。八戸の方はまだ仕事が多い」
「資格証者538名が若年層なら、職安(ハローワーク)で優先的に仕事を回してもらえないのか」
「資格証を貰う人は本当に若年層ですか、この点は収納課で把握していませんか」
「資格証の高年齢層なら、生活保護の対象になると思うが、これらが相談に来たら保護するか」
「勿論、相談に積極的に乗ります。それが私たちの仕事です。高齢で収入がなく、国保税が払えないかたに税を負担させる訳にはいきません。生活保護世帯になれば、これは保護世帯ですから、私どもの課で税は免除、医療には安心してかかれる制度に組み入れることになります。生活保護を受けることに、殊にお年よりは抵抗があるかも知れませんが、それが制度ですから国も八戸市もお手伝いをさせていただきます」
「高齢者で土地や畑を持つ人はどうなるのか」
「それも平成19年度から、要保護世帯向け長期生活支援資金制度が開始になりました。不動産が500万円以上あれば、それを担保に貸し付ける制度です。これは当課に相談していただき、要保護だと認めると社会福祉協議会を通じて国から出ます。限度額まで支給されても、死ぬまでそこに居住できるので是非相談してください、八戸は平成5年度は生活保護世帯は1230でしたが、平成19年度は2602と倍以上に増加しています」
「それでもまだ弘前、青森と比べると低い」
「弘前並みになるには2年、青森並みには10年以上かかるでしょうけど、保護しなければならない世帯は積極的に支援します。先ず窓口においでください。そして収納課のかたがたにも、滞納しておられるかたで要保護となれば、積極的に窓口相談をすすめていただきたい」
ここで判明したのは2点、1つは収納課で538人を積極的に回った結果、8割と会えないという事実。これらの人は日中動いているということだ、収納課は留守宅に支払い相談の紙を置いてくる。しかし、連絡がない。日中出歩いているのは仕事をしている、あるいは探しているので高齢者ではない。すると、収納課が年齢を知っている。これらの人に仕事がないなら、八戸市として、ハローワークに優先就職を願えないのか。
2は高齢者で土地持ちにも保護が出来る。しかし、これも申請が7件出ているが適応が0。社会福祉協議会がこれをするというので実情の聴取が必要。
「はちのへ今昔」は過去の事象の研究を得手とする。いちいち面談する必要がない。おおむね故人となられた人を取り上げるから。ところが、今を生きる人間は過去の栄光より現在が問題。そして現在だからこそ問題解決の場がある。ブログを開始し、今を焦点とすると、面倒な事情聴取が増える。しかし、大事だと重い腰を上げる。
「収納課長、生活保護課長と面談した。538人の中に若年層が何人いる?」
「当課では把握していません」
「すると誰が把握している」
「担当の国保課です」
「あなたの課には住所、氏名しか来ないのか」
「そういうわけではないのですが、(ここらから言葉が湿る)年齢で把握はしていません」
「若年層だから日中いないのでは?」
「ともかく私たちは税を納めていただくのが仕事で」
「それだけでは538人の困民は救えない、若年層なら仕事に就ける手段を講じる必要がある、それにはハローワークと連携しなければならないのだが、年齢までは収納課では把握してないんだな」
「それは国保課の仕事です」
八戸市役所でも切れ者の男でも、面倒な仕事は元に送る。たしかに収納課は滞納した税を集める課ではあるが、税の滞納46億円、国保税の滞納は29億円、これは払えない人たちが溜めたもの。消費税と同じで貧乏人も金持ちも均しく払う、こんな馬鹿な話はない。これは弱いものいじめだ。
医療を誰しもが受けられるのが原則。これが受けられない社会が悪い。誰が悪くした、自民党だ。こいつらに仕事を頼むから国会議員の給料だけが、景気後退の現今でも上がり続ける。馬鹿野郎と叫べ。人民は困民と化した。それを増加させたのは自民党だ。景気などすぐ良くなる策がある。それみ気づいても知らぬふりが役人。こいつらは税金泥棒と呼べ。石油備蓄は困民のためでなく、世界が協調して戦争のために使うだと、国民を救済せず、ありもしない戦争のために石油を溜め込んでいるのか。石油は腐らないだろうが、劣化するぞ。漁民のため、国民のために安く購入した備蓄石油を放出しろ。こんな知恵もないのか、そんな者のために困民の税金を使うな。返せ給料。