2008年9月16日火曜日

水道企業団、北奥羽サービスと癒着






公営企業と私企業がもたれあうのを癒着と呼ぶ。水道企業団は北奥羽サービスに水道の使用量を検針させているが、その他の業務も依頼した。それも随意契約で。次第にこの問題も解明するが、この北奥羽サービスに市役所横、消防本部のある場所に無料で駐車させていた。これに苦情を申し入れした結果、九月一日から有料となった。
 八戸市役所職員は市営の立体駐車場使用で月額6300円支払う。北奥羽サービスは一台2000円だそうだ。契約書を見ていないのではっきりしたことは分からない。水道企業団の話だ。それにつけても安くないのか。実情を全く無視し、付近の駐車場価格からもかけはなれた安値だ。
 水道企業団には管理能力がない。こんな団体を運営する理事者側に問題がある。年間十億円の利益を上げてどこか狂いを生じたのだ。株式会社である北奥羽サービスに便宜を供与するのは問題。これに、妙な利益を与えれば事件になる。
 さて、この駐車場への入り口はどこ? それは市役所正門、ガードマンの立つ所。ここから車で入れるのは物資納入業者、公共の役に立つタクシー、駐輪場へ行く自転車、バイク、障害者の車。あとは市役所の公用車。すると、北奥羽サービスは公用車か? 私企業でしかない北奥羽サービスの車はガードマンが阻止しろ。車を乗り入れる資格がない。
 すると、これでどうなる? 俗に言う雪隠詰め。出口を北奥羽サービスは持っていない。消防本部側のコンクリート柵をブチ壊して駐車場入り口を確保しろ。規約で八戸市から北奥羽サービスに貸す土地を掠め取ったが、自分の土地の管理もできない。何でもかんでも八戸市役所にもたれるな。
 八戸市役所は八戸市民が運営を委託している。つまり八戸市民の為に働くのが市役所。同様に八戸市民の水道事業を委託されているのが水道企業団なのだ。それが、幾らか金を握り思い上がっていないか。
 儲かりすぎているなら、水道料金を引き下げよ。姑息な手段でいかにも利益が上がらないような、見せ掛けの策を弄するな。(さくをろうする・はかりごとを必要以上に用いる。これもオイオイ追求。資料はすでに我が掌中にあり。