2008年10月16日木曜日

八戸市役所中央(立体)・別館前駐車場の収支

都市政策課で資料を入手。
①時間貸し   3233万
②定期駐車   1466万
③共通駐車権券  182万
合計     4881万
公用車     837万
総務課扱い  4961万
これは役所が役所に払うタコ配当のようなもの、が、財布が別の特別会計だけに、これも妙だが正当。総務課扱いは一時間無料の来朝者用のサービスを市役所がかぶっていると説明。
総計で1億679万円が駐車場収入になっている。特別会計をやめないのは、今回7月の地震で老朽化した駐車場の修理も、一般会計にすれば出し難くなると説明。そういう理由もないわけではないが、必要なものに税金投入は至当。担当課の言い分はそう簡単には呑めない呑めない。
役所が役所に払うタコ配当を除いても、三八五に指定管理を願っても①②③でも千五百万ほど余りあり。指定管理制度が奏功(そうこう・うまくいった)。槍玉に挙げた八戸駅の東西駐車場の管理にユートリーは今回の入れ替えには手を上げなかったそうだ。
 都市政策課の言い分は八戸駅前の駐車場は30分無料、駅前の不法駐車根絶が目的で市民に利便を計っている。駐車料金収入は減少傾向にあるが、それだけ市民が有効活用している証拠だと担当課は言う。すると30分利用者の数を示せと言いたくなるのが「はちのへ今昔」の長所で欠点。
 今回は都市政策課にマケたことにして、これ以上駐車場問題は追求しない。この課に風穴氏が居る。この人と喋っていると、いつの間にか誤魔化される。悪意があるのじゃない、淡々と説明するんだが、実に人の心に訴えるものがある。人間の持ち味なのだろう。庶民のなかにこうした喋りをする人がいて、その強い南部弁の持つ優しさが半分伝わる。半分は訛りがひどくて判らない。が、一生懸命に伝えたいという心が伝わる。
 東京生まれの筆者が風に追われた落ち葉のように、八戸の町に転がりこんで、行政とは何かに興味を持ち4年目に入り込んだ。
 八戸市役所は決して悪事は働いていない、が、手段方法に幾つも間違いがある。たとえれば市役所互助会の三社大祭の山車に税金を投入、八戸公民館と言うあるけどない存在、金が不足すれば防衛庁まで騙す教育委員会、市長交際費を使い込んだ形で決着させたが、真実は何?青物市場の業者癒着で使用料減額等々。
 前任者がしたことを踏襲する姿勢を変えない限り根源的問題は解決しない。決算書を毎日眺めている。その中で駐車場の問題に気づいた。三八五の一連の指定管理もあり、これを調べた。決算書だけでは判らぬ収入の細目を風穴リーダーに貰い納得。前回の数字といくらか違うがご寛容のほど。決算書の数字に風穴開けてやろうと、仔細に見ても、数字自体の間違いはなさそうだ。ここは財政が胸を張る。が、その使い方は各課が決める。ともかく随意契約に問題あり。八戸駅、JRがらみに風穴氏に解決して貰わなければならぬ物あり。徐々に改善の言葉を信ずる。市役所にも貴重な人間味溢れる人物あり。