2008年11月11日火曜日

清掃事務所と資源集団回収組合の癒着


平成9年から今日に至るまで八戸市はこの回収組合に随意契約で4千9百万を投げ続けた。
 何でこんな妙な仕組みになったかというと、清掃事務所が要綱を作成。要綱は条例ではない。所管課の勝手な取り決め。そこで、このように定めた。人数が99人以上、保有する資源ゴミ回収車を17台以上。
 もともと零細なゴミ収集業者、これに該当する所はない。そこで集団、それが協同組合。俗に一人組合などと悪口の対象になるもの。これを八戸市役所主導で編成させた。つまり、役所は書類審査、もうすこし分かりやすく言えば形式主義。自分が提唱した基準に満ちていればOK。人数が不足していようが、車両が走らなくても書類上頭数が揃っていればいいという手合い。
 99人の人数がいると、書類にあれば実地調査はしないということ。もっと分かりやすく書けば、死人でも写真があり履歴が明確であれば通るということだ。これが形式主義の最たるもの。これをこの組合がしたと言うのではない。これは話だ。まあ、ここまではしないだろうが、そうしたことが通るのが役所だ。こうしたことは各課で見る。補助を出した、ところが、その金が適正に使われたかを領収書での検査をしない、人件費に出したと言われても出勤簿を確認しない。もともと出勤簿が市役所にないのだから、見方も知らないと杜撰、いい加減が役所の役所たるところだ。
 この資源集団回収組合は馬淵川から旧市内方面を担当。当初はこの組合以外には他の団体はなかった。ところが、この曲者組合の存在に気付いて団体が誕生。しかし、そこには仕事は出ない。どういう理由か不明。
 もっとも、要綱を撤廃して、市内を四分割にし、他の業者を幾つもの組合とし、仕事を廻せばいい。どの業者も青息吐息、これらの救済を考えれば、この妙な団体に仕事を廻し続けなければならない理由が見えない。
 何か妙な癒着があろう。なければ11年も甘い汁を吸っていたのだ、組合も解散するか、他の業者と同様に入札に参加せよ。市側は随意契約をした原因は、当時はこの団体しかなかったという。ここに妙な発言がある。つまり、清掃事務所は一つの組合を作らせ、そこに仕事を発注する体制を作り上げたから、それを維持する理由となったのだ。八戸市内、馬淵川以南を一区画とする理由もみあたらない。
 公明正大、これが一番、資源物回収は競争入札にせよ。「はちのへ今昔」は一人、行政改革課は五人、「はちのへ今昔」は給料を貰ってはいない、諸君等はいただいている、もっと働け、汗を出せ。