2008年11月28日金曜日

八戸市役所不思議な入札方法




下水道がキャノンの大判カラープリンターを決めた。見積は704万、それを値切って631万で契約。これを現金で払えないのでリース会社の出番。
 入札指名通知が出され、その時示されるのが仕様書。これでリース金額を入札しろと言われる。これで入札価格は決められない。何故? 購入金額が分からないで誰が入札する? 
 車を考えてみよう。車の購入金額も知らずに毎月のリース金額を決められるか? それをしたのがあおぎんリース、しぐまリース、みちのくリースだ。11万4千円で落札したが、どのようにしてこの金額を決めたのだろうか。仕様書は見せるという。つまり、リース会社は仕様書からキャノンに電話して落札価格を聞く。あるいは懇意なキャノン販売店から情報を得る。リース会社には懇意なキャノンがいる。そこからもっと安く機械を仕入れるも知れないと言い張る人間がいたが、そうはいかない。すでにこの機械はキャノンシステムアンドサポート八戸営業所が納入を決めているのだ。
 いかにリース会社が顔が広くとも、そう易々と契約を更改できるはずもない。つまり、契約額がこれだから、契約期間を五年として、月々のリース金額を入札せよというなら理解もできるが、これはどうしたことなのか。リース会社に契約金額を示さず、手数のかかる契約金額を推測させる、聞き取りをさせなければならない理由は何処にあるのか?
 何を隠す必要があるのか。リース会社は金利を稼ぐところ、その金利をいかに安くするかに腐心すればいい。それを契約金額を探させる努力をさせるより、金利交渉をするほうが合理的。
 これは単に下水道だけの話ではなく、管財契約課も同様だと言うので開いた口がふさがらない。市役所はリース屋苛めに喜びを感じているのか。市民の代弁者として契約を結ぶのではないのか?
 これら妙な職員は入れ替えをするべき。若手を採用し五十以上は皆退職せよ。悪しき慣例に首まで漬かっているぞ。