2009年1月27日火曜日

断水で判明した八戸市役所職員足軽以下1


室町の頃、鎧具足もつけずに身軽に飛び出し刀をふるって実力をみせつけた奴らを足軽と呼んだ。己が働きを示さんがためだ。やる気があるものにだけ世は道を譲る。世界に冠たるノーベル賞を昨年は多くの日本人が手にした。歴史的快挙だった。独創の世界を歩んだ結果だ。他に負けないものを持つ人間に世間は拍手喝采する。
 横を見て他と同じことをする人間は勝利の美酒を飲む権利はない。まして、右を見て左を見て横断歩道を渡らない奴ばらには堂々たる人生を歩む意味と意義を見出さない。 
 断水で小林市長は水道企業団に泊り込んだ。率先垂範だ。大将が陣を張った。鮮明な旗幟(きし・はたじるし)が見えれば侍は鶴翼(かくよく・鶴が左右のつばさを張ったように、敵兵を中にとりこめようとする陣形。両翼に鉄砲隊を配置)、魚鱗(ぎょりん・陣形の一。魚のうろこのような形に並ぶもの)と日頃恩顧を頂く武将は直ぐ備えを立てるものだ。
 平時はヘラヘラしていていい。一旦緩急あればすわ、鎌倉が侍の心得ではないのか。ところが平時に慣れすぎて、すわ(さあっ)に腰が抜けたは大たわけだ。日頃の恩顧に応え奮迅、存分の働きを示すはこの時、これ以外に我が身の働きを見せる好機はない。まさに、男を揚げる運動会だ。天変地異、この時にこそ公僕の存在極まれりだ。
 此の期(このご・この時)に臨んで右を見て左を見て動かないは人非人(にんぴにん・人間以下のもの。特に、人の道にはずれたことをする人間。ひとでなし)。
 八戸市には緊急対応の手引きがある。震度6は全員登庁と規定。給水に対しての手引きも用意。それには消火栓から水を出して給水せよとある。ところが、これは水道企業団職員がすると規定。だから八戸市役所職員は手をこまねいて傍観。
 さらに、この給水の規定の上を見ると地震編とある。断水は地震じゃないから、この規定は適用されないと傍観を極め込んだ。タワケ!
 文字が読めるからこうなる。人は文字で規定されるものじゃない。平成十三年一月二十六日十九時十五分、新大久保の駅でホームから人が落ちた。その糞野郎を助けんと二人が線路に下りた。列車に三人とも轢かれて死んだ。糞野郎は日頃から左官の親方や同僚に酒で迷惑をかける奴だった。筆者は左官の親方と知り合いだ。だから、そのことを知るが、そんなことを救助せんと線路に飛び降りた人は知らない。嫌な奴でも人は人だと飛び降りて命を捨てた。一人はカメラマン、もう一人は朝鮮人だ。国も人種も関係なく、すわと飛び降りた。総理大臣が朝鮮人の葬儀に参列した。
 立派な朝鮮人だ。韓国とか北朝鮮と朝鮮人を二色に分けるな。ソ連と米国の代理戦争をさせられた民族だ。もともと三十八度線を挟んで無理やりに分けられた。朝鮮は今も昔も一つでしかない。
 異国の人間でもこれだ。ところがほとんどの八戸市役所職員は自身の家が断水になっても市役所に出向き、市民のために働こうとしなかった。
 市役所の構成はこうなっている。市長、副市長二人、部長九人、会計管理者、教育委員長、交通部責任者、病院長、議会事務局長、農業、選挙管理、監査の下に課長69、係長154がいる。これらが幹部職員だ。ところが、部長で一月一日の断水にもかかわらず登庁しないものがいる。
 防災に請求して、一日から四日までの登庁者の数を出させた。実に馬鹿野郎たちめと叫びたいだろう。これだけしか出なかった。さて、その原因と追求は明日のココロだ。